書いてる人:埼玉で交通誘導やってるかまかじ。
2級持ち・現場数年・ゆるい変人。
使ってよかったやつ、ならなかったやつ、正直に書く。
38度炎天下でぐらっときたときにやってること

頭がぐらっとしたら、まずスポーツドリンクに塩をひとつまみ入れて振って、一気に飲む。それからしばらくちびちび水。

なんでスポーツドリンクに塩を足すかというと、汗でナトリウムがガンガン抜けてる状態で水だけ飲むと、血液がどんどん薄まってそれはそれでまずいから。

💡 現場で売ってる「塩飴」「塩タブレット」よりも、ちゃんとした塩を直接入れるほうが量が調整しやすくて私はすき。

ただし無理は絶対ダメ。ぐらっとしたらすぐ日陰。それが最優先。このやり方はあくまで「日陰で休む」と並行してやること。

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この記事で使ってるやつ
🧂
伯方の塩 小分け1gパック(100本入り)
ポーチに数本入れとくだけ。かさばらない。
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あなたの町の便利屋さん?

生きてりゃなんだかいろいろある。

自分の敷地にゴミが投げ込まれた。
家の前の路駐禁止の道に路駐されてる。
自転車が放置されてる。
たまたま事故を見かけた。
鍵を落とした。
サイフ拾った。

困りごとがいっぱい。そんな時。

警察官が歩いていたら?

おまわりさーん!あのですねー!!!

……あっれ。よく見たら、警備員だった。

警備員なら、多分一度は遭遇したことがある出来事。
むしろ、間違われたり、こういうことを言われるのは、ちゃんとした人だと思われている証拠…だと思っておきましょう。
でも残念、私達、警察官ではないのです。

「あの車に切符切って」「怪しい人を職質して」「自転車捕まえて」――取締りの権限、無い。
「騒音を注意して」「放置自転車を何とかして」「うちの駐車場への無断駐車を何とかして」――誰に言うべきかは場所と持ち主次第で、警備員が一律にどうこうできる話じゃない。
「近くで事故があった、ちょっと来て」「現場検証して」「保険会社に連絡して」――自分の工事と関係ない事故に、通行人に呼ばれただけで持ち場を離れない。

たいへんたいへん。
警察のお仕事、警備員はできないんです。
こまったこまった!

でももっとこまるのは…
「それ、できません」というと…
「俺らの税金で飯食ってるくせに!!!」
……えーーー!?

そう、勘違いされていることがある。
警察と警備。まぁ一文字違い、うん。
だから、警察から、なんだか、いろいろしてもらってるみたいな。
警備員は警察の下請け!みたいに勘違い。
わからなくはないんですよね…大型イベントとかだと、本当に警察の下として警備員が動員されていることもあるので…

これ、だいじ。
警察は警察。警備は警備。
警備業は民間なのです。
だから、私達、一般人以上の権限ない。
これを間違えちゃいけない。…ってたぶん、会社の研修で言われてるのが警備員…のはず。

しっかし、むずかしい…
「無理です!」って言って、わかってくれる相手ばかりじゃない。
でも言われた通りのことしちゃいけない。できない。
そういうのがけっこうある。

私も現場でいっぱい怒られた、泣いた、そして反芻した。
困ってる本人は、相手のことを考えて話してるわけじゃない。
だから、こちらが、ちゃんと「交通誘導」しなくちゃいけない。

第一に~!
片側交互通行(片交)中とか、絶対に手を離せない、持ち場から離れちゃいけない。そういうとき。
業務を優先に。
警備員が離れたら、勝手に入ってきた通行人が気づかず穴に転落しちゃうかも。
そうしたら警備側の責任になるから。

その次に、監督の指示に従うこと。
その場の工事最高責任者が、工事についての権限を持ってる。場合によっては、報告をあげるということ。
ヒアリングが必要なこともあるし、現場によっては無駄なやりとりととられてしまうこともある。
ケースバイケースを捌いていく必要があるってこと。

それから、ようやくお話を聞くターンになるわけだけども。
ちょっとコツがある。
第一声は第一印象。

「あの看板かすれてて読めないんだけど、早く直すように言ってよ!」

こんなふうに通行人に言われても、謝ってはいけない。

「ご不便をおかけしています。どの看板ですか?」

…これはそう、(工事として迷惑をおかけしています)の意味だけれども。
受取り側にしてみれば、「いまアンタ不便かけてるっていったよね!なのに何もできないってどういうこと?」という…
シュレディンガーのにゃーにゃーがシュレッダーかけられることにならないように、自衛しないといけない…。

「ああ、それは大変ですね。どの看板ですか?」

相手の気持ちだけをそのまま受けて、「(あなたの訴えをちゃんと受け止めていますよ)」はするけれど、
誰の仕事とかできないとかは言わない。

それがもし自分の工事の看板だったら、

(にっこにこ)「あぁ~……そうですよね、これ工事先様の看板なのですが、私も見づらいんじゃないかとは……第三者の方からも指摘してもらえて助かります。監督様に言ってみますね。本当にありがとうございます!」
→ 約束するのは報告まで。相手には「話を聞いてもらえた」まで!

無関係な手作り看板だったら…

「あっ、この電柱の『幅員減少』って看板、手作りっぽいですね……もしかしてあのお宅の……? そうすると困ったな~、電柱の管理者さんと、そこのお宅の人に話をしないと……でも工事とは関係ないので、私から言うと問題になっちゃうんですよね……どうしましょう」
→ 持ち主は推測のまま、断定しない。相手と一緒に「困る」だけして、勝手に交渉役にならないこと!

公的な標識だったら…

「私たちの税金も入っているものなら、早く直してほしいですよね。警備の仕事にも影響しますし……」

相手「え? 言えば直してくれるんじゃないの?」

「警備員は警察の下部組織ではなく、民間なんです……でも、そう思われることってよくあるんですよね。私が直せたらすぐ直しちゃうのに!」
→ まず相手と同じ側に立って、確かめられた範囲でだけ相談先をそっと示す。

じつはとっても、とってもかんがえてる。
頭の中で誰の仕事か・自分に権限があるか・監督の判断が要るかを高速で振り分けてる。

こんなことやってると、家に帰ってメシ風呂を済ませたあとには…

「ばぶーーーー!! ばぶばぶばぶばぶ、ばぶーーーーー!!」
だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!むりっ!むりーーーー!!!つかれたーーーー!!

こうなる。なるけど。
現場には見えない地雷がいっぱい埋まってる。踏まないように。
たとえ暇な現場でも、通行止めで立ってるだけでも、
私達の現場はいつだって地雷原。
立っているだけでも、片交してるんだ。…べつにさぼってるわけじゃないから。

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